終活連載コラム第3回『お葬儀屋さんどこにすればいい?①)』(加木直美)

第3回『お葬儀屋さんどこにすればいい?①)』

皆様、ご機嫌いかがですか。
ライフコーディネーター 加木でございます。

今、世の中はコロナが蔓延して皆が経験したことのない事態になってきています。
そんな中、この題目でお話するのもどうなんだろうと思いましたが、今だからあえて
もしもの時を強く意識するときなのかも知れません。

皆さんの中には、お葬儀屋さんの営業の方が来られて、一度ぐらいは自分のお葬式なんてのを考えた事もおありかと思います。
何事も経験主義の私。
実は、お葬儀屋さんの営業もしたことがあります。←何でもしますねん、ハイ(笑)

お葬儀ってそもそも自宅近くの地場でするものです。
昔は自宅ないし近所の公民館などで執り行われたらしいですが、今は葬儀会館でするのが一般的だと思います。
ただやはり、遺体の処理の関係もあり家の近くのお葬儀屋さんにお願いするのが普通です。

ここで考えなくてはいけないのが、昨今は何でもネットで調べて選ぶ時代。
葬儀屋もネットのポータプルサイトで空いているとこを選びサクサクー。
では、いけません。
近くが空いてないからと、少し遠くの葬儀屋を紹介されたり、思いやりのない所を紹介されたり。
後で、こんなはずじゃなかったなんてのはよく聞く話です。

会場が遠かったりしたら、霊柩車はキロ数で単価も変わりますし、病院、会場、自宅、斎場行ったり来たりするのにとても労力を使います。
思いやりがなければ、コップ一つとっても、紙コップと普通のガラスコップ、なんて細かいことですが、違いも出てきます。

私を事例に出すと、私は事前に家から車で10分の、一日に一組だけの会場を選びました。
それは立派で、社葬もオッケーな大きな所。
亡くなった時期に他の方が使用されていなければ、こちらで出来ます。
お風呂も大きく、遠くからの親戚が来てもゆうに20人以上は寝泊まりできる、ホテルのような設備。
こだわったのが通夜の時に、夜通し灯明と線香の火を絶やしてはいけないので、送る側が快適なように過ごせること。
私は送る側は、亡くなった方の思い出話に花を咲かせ、どんちゃん騒ぎでもいいと思っています。
明るく、楽しく。
亡くなった方も、きっとにこにこ、幽霊になって話を聞いて楽しんでいるはず。

そう、しかし、でも。
私の母は、親戚とか呼ばんといて!の人だったので、通夜の時は私の身内子供を含め7人程度。
大きな会場の通夜の夜は、広すぎてすっごく怖かったです…。
やはり、身の丈は合わせないといけませんね。
でも、いい思い出です。

まず、家の近くの(これは大事です。)親身になってくれるお葬儀屋さんを選んでおく。
それと、だいたいの規模を想定しておく。
あと、どんな職種でも言えることですが、営業マンが他社の悪口を言うのは基本よろしくないです。
ちゃんと、私のようなコーディネーターを使うなり、この、あい情報を活用するなり、近所の方に聞いておくなり情報収集はやはりされておくのが賢明かと思います。

最後のお別れ、大事に大事に惜しみながら時を過ごしたいものです。

さて、次回は少し葬儀から離れて、コロナに打ち勝つではないですが、健康管理士の立場から免疫力にも関係する腸のお話をしたいと思います。

いいウンチ出てますか?を次回のお題としたいと思います。

では、皆様、不要不急の外出はなさいませぬよう、用心されてくださいね。
私も気をつけます。

写真は先日家族でドライブに行きました、
吉野熊野国立公園内の奈良県、三重県、和歌山県と三県をまたぐ国特別名勝大渓谷の瀞峡です。
大きな自然の中にいると、自分がとってもちっぽけに思えて逆に安心します。

Be Present 代表 加木直美

高卒ながら、出たとこ勝負で20代から様々な職種を経験。
OAインストイラクター、経理総務事務、飲食店経営、保険外交員
外回り営業、介護職etc.
自身も5年の不妊治療、悪徳業者に引っかかり2度の家購入騒動、
母の介護、見送り、実弟の行方不明etc.書き切れない!
沢山の泣き笑いを経験し、人生100年、まだまだこれからと頑張っております。
1970年生まれ、大阪好っきやねんの生粋のなにわっこ。
中二の娘と猫3匹、そして旦那の家族構成
ファイナンシャルプランナー、ゆいごん白書®認定講師
健康管理士、調理師、フードコーディネーター。
役にたっているかは別の問題として何やら資格を取るのが好きです。→実は他にもある。

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