第4回『いいウンチ出ていますか?ちょっと覚えておきたい腸の話①』
皆様、ご機嫌いかがですか。
ライフコーディネーター 加木でございます。
人気のないという不思議なGWも過ぎ、自粛疲れも山場を迎えている中で、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
私的には、今一度世の中を見つめ直す時期に来ているのかななどと考えたりもしています。
今回はウィルスにも負けない免疫を考える一つとして、健康管理士の観点から腸の話を少ししたいと思います。
腸は第二の脳とも言われています。また、「人は腸から老いる」とも。
腸には、十二指腸や小腸、大腸などがあります。その中でも「腸内細菌」で注目されているのは大腸です。
小腸は主に食べたものを消化酵素で分解し、栄養を吸収する器官。病気に対する免疫を活性化する働きもあるのであまり病気になりにくい場所なんです。
一方大腸は便を作って溜めておく場所。便秘の時などは大腸に腐ったものを溜め込んでしまうことになるので、大腸自身が病気になりがちです。なので「大腸は病気の発生源」なんて呼ばれ、臓器の中でも最も病気の種類が多い場所でも知られています。
そこで、いいウンチしましょう!となるわけです。
腸の中には、1000種類、1000兆個の細菌が棲んでいます。
重さにすると約1㎏以上。自分の体の中に約1㎏以上の腸内細菌がいるなんて、いかに重要かと言うことですね。
最近は皆さんもご存じかと思われますが、腸内細菌は主に3種類に分けられます。
腸内細菌の理想的なバランスは、善玉菌2割、悪玉菌1割、日和見菌7割。
善玉菌が優勢なときは”酸性の発酵状態”
悪玉菌が優勢なときは”アルカリ性の腐敗状態”
うーん、発酵か、腐敗、何だか微妙ですね(笑)
よく一つの食べ物がいいと言われたら、スーパーでその食品がごそっと売り切れてしまったりしますが、何事もこつこつと続けないといけないので一過性に終わらずにしたいものです。
今回は一つ、分かりやすい食べ物でヨーグルトに着目してみます。
スーパーには数多くのヨーグルトが売られていて、何を選べばいいのかわからないなんて事はありませんか。
ヨーグルトメーカー各社にはそれぞれに菌を持っていて、その菌には得意なことが違うんです。
明治のブルガリアヨーグルトはLB81乳酸菌…便秘改善、腸管バリアアップ
森永のビヒダスヨーグルトはBB536ビフィズス菌…大腸がんリスク低減
雪印のメグミルクナチュレ恵はガセリ菌SP株の乳酸菌…内臓脂肪を減らす
明治のR-1ヨーグルト1073R-1乳酸菌…免疫機能活性化
もちろんヤクルトのガセイ菌の仲間乳酸菌シロタ株もあります。
ここでは、これがいいと一つのメーカーは限定しませんが、こうやってヨーグルト一つとってもやみくもに食べればいいというものでもなさそうです。
また、ご自分の体の菌に合う乳酸菌がきっとあるはずです。
ちなみに私は某メーカーのヨーグルトの宅配の営業もしたことがあるので、これはおすすめというのが実はあります(笑)
今回は腸のさわりのお話をさせて頂きました。次回はウンチ本体に迫ってみたいと思います。
では皆様、心穏やかに、大切に日々過ごしていきましょう。
Be Present 代表 加木直美
高卒ながら、出たとこ勝負で20代から様々な職種を経験。
OAインストイラクター、経理総務事務、飲食店経営、保険外交員
外回り営業、介護職etc.
自身も5年の不妊治療、悪徳業者に引っかかり2度の家購入騒動、
母の介護、見送り、実弟の行方不明etc.書き切れない!
沢山の泣き笑いを経験し、人生100年、まだまだこれからと頑張っております。
1970年生まれ、大阪好っきやねんの生粋のなにわっこ。
中三の娘と猫3匹、そして旦那の家族構成
ファイナンシャルプランナー、ゆいごん白書®認定講師
健康管理士、調理師、フードコーディネーター。
役にたっているかは別の問題として何やら資格を取るのが好きです。→実は他にもある。