終活連載コラム第10回『お墓をどう選ぶ?④「納骨堂」〜死を考えることで生きることを考える〜』

これからの時代に必要とされる『供養のコーディネート』
「供養のカタチ」の代表 石原 千晶さんの終活コラム。

第10回目は『お墓をどう選ぶ?④「納骨堂」〜死を考えることで生きることを考える〜』

みなさんこんにちは!
供養のカタチの石原です。

さて、お墓の選び方、第四弾です!
今回は、納骨堂のお話しです。
現在は永代供養墓としての納骨堂が一般的になりつつありますが、元は、お墓を建てるまでの一時的な遺骨の保管場所というのが納骨堂でした。

それが、お墓を建てない方が増え、遺骨を預けっぱなしにしてしまう方が増加。そのまま無縁さんになる遺骨がどんどん出てきてしまい、各寺院で永代供養をするケースが増えていったのです。
今では、納骨堂と一口に言っても、様々なタイプのものが発売されています。

①ロッカータイプ
コインロッカーのような形で、扉の中に骨壷を安置するタイプです。
コインロッカーのイメージ通り、上下左右に安置する扉が無数にあります。
足元の下段に行くほど値段が安くなる場合が多く、目の高さや上段に行くほど値段が高くなります。
扉に花柄などが施されている場合が多いですが、コンパクトな仕様となっています。

②お厨子型(仏壇型)
お仏壇を小さく(縦長)したような型のものがズラリと並んでいます。上部のお厨子の中にご本尊や位牌を置き、下部の扉の中に遺骨を安置するタイプです。
お仏壇のように豪華な造りになっていて、ロッカータイプに比べるとお値段が高く設定されています。

③自動搬送式
お参りスペースでICカードをかざすと、機械が自動的に遺骨をお参りスペースまで搬送してきてくれ、また、お参りが終わると元の安置場所まで機械が運んでくれます。
現在、東京を中心に関東圏では墓地不足からこの自動搬送式が爆発的に売れています。

さて、いかがでしょうか。
お墓とは違って室内ということもあり、天候に左右されないことや、お手入れやお掃除が簡単、エアコンが設置されている、駅から近い所が多い、など、こういった理由で納骨堂を選ぶ方も増えています。
ただし、やはり納骨堂にもメリットデメリットがあり、デメリットの部分にもしっかりと目を向ける必要があります。
それは、「建物」だということです。
建物には必ず耐久年数というものがあります。
数十年後には、建て替えが必要になるのです。
その際、何百体、何千体と預かっているお骨を一時的に移動し保管する場所が本当にあるのか?
建物を建て替える莫大な費用を本当に捻出できるのか?
地震があって建物自体や納骨段が倒壊した場合、遺骨がごちゃ混ぜになって判別つかなくなるのでは?
などなど
やはりデメリットとして把握しておかなければいけないこともあります。
そして建物の場合、セキュリティーの問題があるため、お参りの時間(営業時間)が決められています。
お仕事帰りに夜遅くや、ご高齢の方が朝早くに、などは鍵が閉まっていてお参り出来ません。
更には、建物の場合スペースが狭く、お盆やお彼岸など、お参りの人が増える時期には人が殺到し、ゆっくりお参り出来ないことなどがあります。

さて、いかがでしたでしょうか。
今回は納骨堂の種類と、メリットデメリットについてお話しさせて頂きました。
永代供養といっても様々なタイプがあり、また、納骨堂といっても色々なタイプのものが発売されています。
お寺様によっても使用規則が少しずつ違ってくるかと思います。
お墓選びの際は、まず何を一番最優先とするのか、場所ですか?価格ですか?
そして逆に何が一番嫌なのか、これを考えておくとスムーズに比較検討して頂けるかと思います^_^

次回はまた他の永代供養のご紹介をさせて頂きますのでお楽しみ^_^

【プロフィール】
石原千晶さんは女子サッカー「Lリーグ」(現なでしこリーグ)加盟の実業団に選手として所属、21歳の時には年代別の日本代表に選出されたキャリアの持ち主。
身内や教え子の事故をきっかけに「これからの時代、終活が大切」と終活業界に飛び込み、延べ200組以上の客から供養や墓の相談を受けてきた中で、安心の訪問特化型、一人一人に合った供養のコーディネートサービスのビジネスを思いつき「供養のカタチ」を起業し2018年には近畿経済産業局が主催する、女性起業家応援プロジェクト「LED関西」でファイナリストに選出されました!

「供養のカタチ」
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