終活連載コラム第19回『お墓をどう選ぶ?⑫「お墓が必要になったら」〜死を考えることで生きることを考える〜』

これからの時代に必要とされる『供養のコーディネート』
「供養のカタチ」の代表 石原 千晶さんの終活コラム。

第19回目は、お墓をどう選ぶ?⑫「お墓が必要になったら」〜死を考えることで生きることを考える〜

みなさんこんにちは!
供養のカタチの石原です。

さて、お墓の選び方、第12弾です!
今回は引き続き、お墓が必要になった時の手順のお話しです。

前回、膨大な数の墓地や霊園の中から、自分に合うたった一件を探し出すためのポイントを8つご紹介し、その内4つの解説をさせて頂きました。
今日はもう一度⑤〜⑧番を振り返りながら、解説をしていきたいと思います^_^

⑤お墓のこと、供養のことは出来る限り勉強し、営業マンを質問攻めにすること(笑)
⑥営業マンのペースにのせられず、マイペースでじっくり隅々まで見学すること。
⑦お寺を確認すること。(場所や経営状況や住職の人柄など)
⑧その場で決めないこと。

以上の4つのポイントについて見ていきましょう。

⑤ですが、やはりお墓のこと、供養のことは色々と複雑で難しいという印象をお持ちの方が多いと思います。しかし、何も勉強せず何も知らない状態で見学に行ってしまうと、営業マンの説明や売り込みを真に受けてしまい、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。少しでも知識を入れていれば、「おかしいな」と気がつくことができ、リスクマネジメントができます。
また、希望の供養やお墓の大体の相場を調べておくこともオススメします。
提示された価格が相場とかけ離れていた場合、なぜこの価格になったのか、しっかり営業マンに説明を求めることが出来るからです。
ただ、分からないことは、恥ずかしいことではありません!
少しでも不安なこと、不明なこと、疑問なことは、営業マンを質問攻めにして解消しましょう。

⑥ですが、必ず自分達のペースでじっくりゆっくり隅々まで見学しましょう。
営業マンとしては、アピールポイントはじっくりと見せたいものですが、ネガティブポイントはなるべく見せたくないものです。
営業マンのペースで見学してしまうと、いい部分しか見せてもらえず、購入後にこんなはずではなかった!と後悔に繋がります。
いい部分はもちろんですが、ネガティブなポイントもしっかりと自分の目で確認し、それを踏まえた上でも欲しいと思えるか、が重要になります。
営業マンに直接、ここの霊園のネガティブなポイントはどこだと思いますか?とダイレクトに聞くのもいいです。
営業マンは目を丸くして驚くと思いますが。笑

⑦は、必ずお寺を確認しましょう。
境内墓地以外の場合、霊園内にお寺がない場合があります。
どういうこと?と思いますよね。
実は、霊園はお寺の名前がないと造ることが出来ません。
お寺がしっかりと管理しますよという名目の元、霊園建設が許可されているものなのです。
ただ、裏をかいた業者がお寺の名前だけを借り、あたかもお寺が管理しているかのように霊園をオープンさせる場合が多いのです。
お寺は業者からお金をもらって、お寺の名義を貸し、実際の管理や運営は業者に任せっきり、名義を貸した霊園が実際にどんな風に運営しているかなんて全く知らない、なんてお寺もあります。
酷い場合は、遠方の他府県にお寺がある霊園もあります。
土地の広さの関係で、離れた場所にお寺がある場合もありますし、お寺が霊園の運営にきちんと目を光らせているお寺さんが普通ですが、中にはそういったとんでもない管理運営をしている場合もありますので、お寺がどこにあるのか調べることと、出来れば実際にそのお寺に出向き、ご住職と一度は直接お話しされることをオススメします。
だって一族の大事な遺骨を預ける訳ですからね!

最後に⑧ですが、
これは本当に、そのままです。
その場ではなるべく即決は避けましょう。
家族全員で出向き、全員が満場一致で賛成!
であれば大丈夫だと思いますが、なにせ高額な買い物ですし、気分が舞い上がり、その場で決めてしまったばっかりに、その後家族から反対されたり、ネガティブなポイントに後から気がついたり、といったことがあります。
一旦落ち着いて、それでもやはりそこが良かったなと思えれば購入しましょう。
ただし、決定を先延ばしにしすぎることはオススメできません。
気に入らない物を購入する必要はありませんが、決める時は決めるという決心も大切です。
でなければ1年3年とあっという間に時間が過ぎ、墓地のいい場所もなくなりますし、いつまでも自宅に大きな骨壷を置いておかなければならず、次はお子さん達にその負担が回ってしまいます。
営業マンのペースだけで即決は避けるべきですが、自分の中で期間をきちんと区切り、ちゃんと決めていくという気持ちで見学されることをオススメします^_^

いかがでしたでしょうか!
ご紹介した8つのポイントを注意して頂くだけでも、トラブルに巻き込まれる可能性はだいぶ低くなるかと思います。
色々と考え注意することはありますが、大切な家族が何十年とお世話になる場所ですので、大変なこともありますがどうぞ楽しみながら、故人の笑顔を思い浮かべながら、満足のいくお墓(供養)を見つけて頂けたら幸いです^_^

【プロフィール】
石原千晶さんは女子サッカー「Lリーグ」(現なでしこリーグ)加盟の実業団に選手として所属、21歳の時には年代別の日本代表に選出されたキャリアの持ち主。
身内や教え子の事故をきっかけに「これからの時代、終活が大切」と終活業界に飛び込み、延べ200組以上の客から供養や墓の相談を受けてきた中で、安心の訪問特化型、一人一人に合った供養のコーディネートサービスのビジネスを思いつき「供養のカタチ」を起業し2018年には近畿経済産業局が主催する、女性起業家応援プロジェクト「LED関西」でファイナリストに選出されました!

「供養のカタチ」
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