終活連載コラム第7回『お墓をどう選ぶ?①〜死を考えることで生きることを考える〜』

これからの時代に必要とされる『供養のコーディネート』
「供養のカタチ」の代表 石原 千晶さんの終活コラム。

第7回目は『お墓をどう選ぶ?①〜死を考えることで生きることを考える〜』

みなさんこんにちは!
供養のカタチの石原です。

さて、長い長いお盆休みが終わり、お仕事再開ですね!
お盆休み、ご家族で終活のお話しは出来ましたか?
特にお墓参りに行かれた方、新盆を迎えられた方などは、お墓の話題になった方が多いのではないでしょうか。
田舎にお墓がある方は、もしかしたら「墓終い」の話題になったかもしれませんね。

墓終いをされる方は、遺骨のお引越し「改葬」が必要になり、お骨の引越し先を決める必要があります。
お骨をその辺に捨てる訳にはいきませんからね(^^;

特に最近は寺院が遺骨の供養をしてくれる「永代供養」がとても人気になっています。
少子化の影響で、お墓を守り続けるのが難しくなっているからなんですね。
更には料金も5万円程度から利用できるものもあり、子供に負担を掛けたくないなどの理由から、何百万円もかかる従来のお墓を建てるよりも、気軽に選ばれる方が増えています。

しかし、ちょっと待って下さい!

永代供養といっても、色んな種類があるのをご存知ですか?
そして今は契約内容もとても複雑になってきており、きちんと永代供養のメリットデメリットを理解し、また利用を検討している永代供養の契約内容をしっかり把握できていないと、思いもよらぬトラブルになります。
例えば、永代供養には期限付きと期限なしのものがあります。
そうなの?!って驚かれる方がきっと多いと思います。
永代供養といっても膨大な種類のものが色んな寺院や企業から発売されていて、中には手厚い供養に期限があるものもあるんですよ!
そして、永代供養の代表的なものが、「合祀」といわれる不特定多数の方と同じ空間で土に還るお墓ですが、どんな方と一緒にお骨が混じるか分かりません…。
元々は家のお墓に入れられない方が入られる供養塔です。訳ありの方もいらっしゃいます。後から後悔しても、取り出しも二度とできません。
今回はオブラートに包みつつお話ししていますが、お墓を選ぶ際には、値段だけでなく、安さの理由にもきちんと目を向け、デメリットを理解する必要があります。
ただ、そのデメリットをクリアに出来る方であれば、合祀は価格も安く、利用しやすいシステムだと思います^_^
価格だけで安易に決めず、専門家に相談しながら納得のいく最適なお墓を選んで下さいね^_^

【プロフィール】
石原千晶さんは女子サッカー「Lリーグ」(現なでしこリーグ)加盟の実業団に選手として所属、21歳の時には年代別の日本代表に選出されたキャリアの持ち主。
身内や教え子の事故をきっかけに「これからの時代、終活が大切」と終活業界に飛び込み、延べ200組以上の客から供養や墓の相談を受けてきた中で、安心の訪問特化型、一人一人に合った供養のコーディネートサービスのビジネスを思いつき「供養のカタチ」を起業し2018年には近畿経済産業局が主催する、女性起業家応援プロジェクト「LED関西」でファイナリストに選出されました!

「供養のカタチ」
大阪市北区梅田1丁目11-4-9-923 大阪駅前第4ビル9階、問い合わせは080(3838)1594

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