終活連載コラム第8回『体に優しい野菜の話(玉ねぎ編)』(加木直美)

第8回『体に優しい野菜の話(玉ねぎ編)』(加木直美)

皆様、ご機嫌いかがですか。
ライフコーディネーター 加木でございます。

10月に入り秋も本番。
管政権も本格稼働、GoToキャンペーンも東京が参入、にわかに世が動き出してきました。
おせち料理も売り出しはじめ、自宅で迎えるお正月としてはいいアイテムだなと感じております。

さて、今回は僭越ながら、野菜ソムリエの資格を生かし、食べ物のお話、お野菜編。

外食に頼らずに、自宅で出来るだけ食事を用意していますか。
今はウーバーイーツ、出前館も盛況で、ちょっと気になるお店の料理も手軽に口に出来るようになりました。
もちろん、楽しい食事にうるさく言うつもりはないのですが、少しだけ自分料理に腕を磨いてお野菜を取り入れてみましょう。

人間にとって、食は大事な要。

野菜を美味しく楽しく食べて、健康になる。
今回は、それぞれの症状の緩和にも一役買いそうな話です。

人間は歳を重ねるとどうしても余分なものがあちこちについてしまったり、さび付いてしまったりします。

私のおすすめするのは玉ねぎです。

色々なお料理に使えて、安価で手頃、しかも日持ちがする。
こんな便利な食材はないと思います。

玉ねぎには催涙成分である「硫化アリル」という成分が含まれています。玉ねぎを切ると玉ねぎの細胞は壊れ、中に含まれる硫化アリルが気化しはじめ空気中に流れ、涙が出てくるというわけです。
この硫化アリル、実は優れもので
硫化アリルの1つでもあるアリシンは、ビタミンB1の吸収を高め新陳代謝を活発にするので心身の疲れや夏バテ、イライラ、不眠症に有効に働きます。
また、胃液の分泌も活発化し、食欲増進する働きがあり、さらに、善玉コレステロールを増やし、血小板がかたまるのを抑えるので、高血圧、動脈硬化、脳血栓や脳梗塞の予防にも効果が期待できます。
硫化アリルすごいですよね!

また、腸内の善玉菌を増やすフラクトオリゴ糖も含有し、整腸、便秘改善も期待でき、そのほかにも玉ねぎに含まれているジスルフィド類が血糖値を下げて正常値に保つ働きがあるといわれ、糖尿病の予防や治療にも効果をもたらすとも言われています。
他にも、グルタチオン(肝臓の解毒を助ける成分)、ピラジン(血小板の疑集を抑制する)などの成分も嬉しい限りです。

ただ、硫化アリルは水溶性で水に流れ出てしまうので、生で食べる時は、あまり水にさらすのでは空気に触れるほうが良いようです。

さて、効能は理解出来ましたが、使い回ししやすく、体にもいいレシピを一つご紹介。

「酢玉ねぎ」です。

材料 玉ねぎ 中サイズ一個
A.米酢  1カップ(200CC)
A.はちみつ 大さじ1

1,玉ねぎは皮をむいてスライス。30分ほど空気に触れさせる。

2,A.米酢1カップ(200CC)、はちみつ大さじ1の材料をよく混ぜ合わせ、清潔な保存容器に玉ねぎと一緒に漬け込む。
3日目ぐらいから食べ頃になります。

毎食50gずつ食べるといいそうで、高血圧や糖尿病が改善されたり、ダイエット、不眠にも効果的だとか。

つけ汁をタレに使用したり、タルタルソースに変身させたり、南蛮漬けに応用したり、サラダに乗せたりと使い勝手が沢山あるレシピです。

では、皆様。
健康で健やかに、それは心身共にです。
私も少しでも気持ちよく毎日を過ごせるよう、イイコト取り入れています。

せっかくの秋とGOTOです。
コロナも気になりますが、少し出かけてみてもいいですね。

では、次回は何か旅行の話を考えてきます。
ごきげんよう(^^)

夏の終わりに琵琶湖に行って参りました。
海のような広さに、いつも驚かされます。

 

Be Present 代表 加木直美


高卒ながら、出たとこ勝負で20代から様々な職種を経験。
OAインストイラクター、経理総務事務、飲食店経営、保険外交員
外回り営業、介護職etc.
自身も5年の不妊治療、悪徳業者に引っかかり2度の家購入騒動、
母の介護、見送り、実弟の行方不明etc.書き切れない!
沢山の泣き笑いを経験し、人生100年、まだまだこれからと頑張っております。
1970年生まれ、大阪好っきやねんの生粋のなにわっこ。
中三の娘と猫3匹、そして旦那の家族構成
ファイナンシャルプランナー、ゆいごん白書®認定講師
健康管理士、調理師、フードコーディネーター。
役にたっているかは別の問題として何やら資格を取るのが好きです。→実は他にもある。

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